Yoshiaki-FigLeavesのブログ

組織/アプリ/テクノロジーについて書いてきます!

日本の宇宙ビジネスの問題点とその必要性について

2月16日の日経ビジネス

安倍政権、宇宙の安保へ「手形」を切る:日経ビジネスオンライン

という記事が出ました。

 

同紙によると、「安全保障を目的とした宇宙開発へ」というのが本旨のようです。軍事の為の宇宙産業がより本格的に動こうという事ですね。

 

 

日本の宇宙ビジネス 

 

今回大きく報じられていますが、大事なのは「必要性」です。現在、日本における宇宙産業は非常に収縮しています。同紙でも下記のように報じています。

 

2009年、2013年、2015年の3つの宇宙基本計画に共通して記載されているのは、日本の宇宙産業衰退に対する危機感だ。

 

しかも改訂される度に強まっている。2009計画では「民間の調査によれば、日本の宇宙機器産業規模は過去約10年間(平成10年から18年)で売り上げが約40%、従業員規模で30%近く減少している。

(中略)

 

我が国の宇宙機器産業は依然厳しい状況にあり、更なる国際競争力の強化に向けた取組が喫緊の課題である。」と書いていたものが、2013計画では「現下の厳しい財政状況においては、政府投資だけでは、産業基盤を維持、強化するために十分な需要を確保することは困難である。

 

民間の調査によれば、日本の宇宙機器産業規模は、1990年代後半には売上高は3500億円を超え、従業員数も1万人近くであったが、現在、売上高は約2600億円、従業員数も7千人程度で推移している。」となった。

 

日本の宇宙産業が遅れている理由(政治編)でも書いたように、日本に置ける宇宙産業は「官」の部分が90%です。官民が一体となって、いかに民間を盛り上げるかが今後は必要です。

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が、実際には難しい問題がいくつかあります。

 

 

 

難しい情報漏洩問題

 

大きな問題は情報です。 情報というのは、堀江さんも言ってましたが、特定秘密保護法案が通った事により、宇宙開発の情報が見えづらくなる事です。

 

日経ビジネスでも同様にその事に触れています。

 

今回の宇宙基本計画で、情報収集衛星計画は2034年度まで全16機を打ち上げという異例の優遇措置を受けた。

 

その一方で米などの民間地球観測衛星はどんどん高精度化しており、民間がかつての偵察衛星以上の高精度・高頻度撮影画像を使用し、事業を展開するようになっている(一例としてグーグルマップが数時間おきに更新される?[2014年6月17日]参照のこと)。 

 

ところが、情報収集衛星の実態は秘匿されており、第三者がコストパフォーマンスの検証を行うことができない。

 

特定機密保護法の施行により、その実態はますます国民から見えにくくなった。最悪の場合、民間で当たり前に流通している情報を別途得るというだけのために、年間600億~700億円の無駄な支出が機密の名のもとに行われることになりかねない。

 

情報衛星が 秘匿情報とされており、非常に難しい問題となっているのが現状です。しかし、こういった秘匿情報は「取得しようと思えば取得出来る」というの点は忘れてはいけないポイントですね。

 というのも、ハッカーが現れれば、情報は狙われる。今日のネットのニュースでアメリカの冷蔵庫がハックされたなんてニュースもありました。


 

情報をいかに守るか、という観点は大事なんですが、それ以上にいかにオープン化できるか、という視点が必要です。

 

そういった観点で物事を見ていくと、ある程度オープン化し、民間が盛り上がるようにシフトしていく方向に進んでいくのが良いのではないかと思います。

 

 

宇宙開発はなぜ必要

 

ただし、このように安部政権で大きく取り扱われたり、堀江貴文氏やイーロン・マスクの影響、その他の投資家達の活動によって、宇宙産業が盛り上がるのは良い事なので、+に働くと思います。

 

宇宙産業は「短期的な視点」でいくと「どういう風に役に立つのかわからん」というのが一般的な見方ですが、実はめちゃめちゃ役に立っています。

 

例えば、地上デジタル放送の技術は惑星探査の衛星技術からの転用になっていたり、リニアモーターカーの技術には宇宙ロケットの傾斜機能材料が使われていたりしますし、携帯電話のディスプレイ等も宇宙技術の転用だったりしています。デジタメPRESSによると、VR(仮想現実)の技術はもともとNASAの技術で、宇宙作業訓練の転用だそうです。

 

宇宙技術には最先端のものが使われているので、「次世代のテクノロジーを創る」という意味で非常に重要です。日本の飛躍は宇宙に詰まってますね。

 

 

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LINE@の可能性について

2月13日、LINE@がいよいよ一般に公開されました。

ビジネスや情報発信に! 誰でも利用可能なオープンなLINE、LINE@アプリをリリース  

 

FBのグループのように「起業家志望」や「ベンチャー」みたいな括りで、独自のグループを不特定多数の人と繋がる事が出来るようになります。友達以外の人と繋がりを持つLINEグループと言えるでしょうか。

 

LINE@の機能

 

LINE@によると、下記のような機能が使えるそうです。

・1:1のトーク
・メッセージの一斉送信
・タイムラインでのお知らせ
・用途に合わせた複数のアカウント利用
複数人でのアカウント運用
・その他

 

つまり、普通のLINEの機能は使えるそうです。ここにリサーチ機能やスケジュール機能を用いる事で、例えば合コンのグループ生成等も出来るようになります。

 

 

 

活用方法について

 

企業の場合

 

企業であれば、用途は様々です。営業マンなら顧客とのやり取りを、より迅速に手軽に、

そして簡単な管理機能をもって行なえるようになります。

 

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【参考】LINE@『ビジネスや情報発信に! 誰でも利用可能なオープンなLINE、LINE@アプリをリリース : LINE@公式ブログ | LINEの法人・ビジネスアカウントを使った集客のコツ

 

 

既に導入している企業も多いですが、個別のアカウントでブランディングをしたり、

迅速な相談やクーポンの配布に使われたりしています。

 

つまり、オープンでもクローズドでもコミュニケーションがとれる事です。オープンで不特定多数の人に情報発信ししつつ、クローズドで大事な顧客に細かい情報を伝達できる。これはすごいですことですね。

 

大前研一氏も、LINEの可能性は無限と指摘します。

LINEは1億5千万人のアクティブユーザーがいると言われているので、商いは無限だと思います。

リアルタイムプライシングでやるとか、人を集めるのに使うとか。それからシネコンなんかでお客が集まってない時に近所にいる人をGPSで見つけて、「今来てくれたら300円でいいですよ、1200円もいらないですよ」と、こういう話ですよね。このようにリアルタイムプライシングとGPSを組み合わせると、商いは無限になります。

 

個人の場合

 

LINE@、まぁLINEもそうなんですけど、可能性は以下の4つと見ています。

 

■ リアルタイムコミュニケーション

■ 1:1 × 1:Nのコミュニケーション

■ スタンプ等の遊び心

■ プッシュ機能によるアクティブ率の高さ

 

個人ではいくつか用途はありますが、拡大が予想されるのはやはり「店舗系」「出会い系」「イベント系」かと思います。あとはブロガーが独自のネットワークを作成して配信をしたり、って感じですかね。

 

最近では美容師のアカウントがかなり流行っているみたいです。注意が必要なのは、軽いコミュニケーションだけに、互いに不快にさせる事がないようにコミュニケーションをするところですね。

 

モバイルにおける面白み

 

LINEが面白いな、と思うのはスマホの強みを最大限に生かしているとことかなと思ってます。モバイル上でのコミュニケーションにおいて、かつ、日本という国の特性において、「電車移動」というの大きなファクターですよね。

 

もっと言うと、スマホは移動手段中の情報を埋めているので、もはやPhoneとは言えない領域にまで来ていて、仮想の自分を持ち歩いているところまで来ています。

 

つまり、スマホ=自分の心として捉えている事を押さえるのが重要です。移動中は心はスマホの中にあるので、この時間でより効果にアプローチするのに、通知機能や位置情報を生かしたアプローチが必要となってくるわけです。

 

そして、それがLINEです。LINEは企業がLINE@のオープンな関係とクローズドな関係をリアルタイムに密な内容を送信できます。こんなに強いプラットフォームはないなと。

 

当社としても、モバイルプラットフォームは確実に押さえていきたいポイントですので、スマホ領域でのLINEやFBの動きは常にウォッチしていきたいところですね。

 

株式会社Fig Leaves http://fig-leaves.bz

 

日本の宇宙産業が遅れている理由(政治編)

こんにちは。

ハイパーエイトの五十君さんという方と先日会いました。かれは自分が会ってきた人間の中でもずば抜けて面白い人間です。

 

自分は100兆円の企業を創りたいんですよ。でも日本では宇宙ビジネスはやりづらい。だから海外に行くんですよ。アメリカに行って、ずば抜けた成功を収めたいんですよ。

 

ちなみにこれは会って30秒くらいでこの会話をしました。笑

インフラや政治、物資等々の諸条件を考慮した結果、そうなるのも自然かなと思います。しかしながら、彼のような日本の優秀な人材が海外に流出してしまうのは、国としてはもったいないなと思ってしまいますね。

 

日本がこれから技術発展していく上で、宇宙技術は重要なファクターです。宇宙技術は最先端の科学技術が導入されていて、宇宙技術の発展が日本の科学技術に発展します。ですので、今回はその「やりづらい」を具体的に考察してみます。

 

 

日本の宇宙ビジネスの現状

 

日本の宇宙ビジネスが米国とどれほどの開きがあるのか。下記のデータを見てみます。世界比較のデータが落ちて胃ので、みていきましょう。

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日本の市場規模はざくっと米国の15分の1となっています。アメリカはNASAを中心に現在では民間も盛り上がっているので、他国を圧倒する規模感で動いています。アメリカの場合は軍需産業に力を入れている関係もあり、宇宙産業へ投資をし、そこで得た技術を軍需に投資をしていくのが一般化されています。

 

日本では官需が90%を超えており、ほとんどが政府主導となっているのが現状で、民間の宇宙ビジネス従事者は数は少ない。

【参考】我が国と世界の宇宙産業の需要構造(2009年)

http://www8.cao.go.jp/space/comittee/dai6/siryou6-3.pdf

 

では、なぜこれほどまでに日本の宇宙産業が立ち後れているのか。政治史から紐解いていきたいと思います。

 

第二次世界大戦の影響

 

ご存知の通り、日本は第二次世界大戦で大敗を喫しています。敗戦後、日本は1951年のサンフランシスコ平和条約の締結まで航空関連技術の開発が禁じられました。この7年にわたる空白が1つ日本の航空技術が遅れる原因となります。

また日本という国柄、大型のロケットは危険とされ、小型ロケットの開発計画が中心だったので、世界との差が生まれたと言われています。

AVSAと糸川構想 | 日本の宇宙開発の歴史 | ISAS

 

そして、1952年にようやく、宇宙開発と原子力開発が再開されました。宇宙政策シンクタンクの五代氏によると、その後の政府の戦略が大きく響いたそうです。事実、原子力における基本法は1956年に制定されたのに対して、宇宙基本法の制定は2008年です。

 

宇宙開発と原子力の共通点として、両者はビッグサイエンスと世の中ではいわれていましたが、日本では、資金・人材などの実態では到底比較にならないほどの差があります。

 

ジャーナリストの川端幹人さんによると、原子力界、電力業界の年間広報費は2000億円に迫り、それだけで宇宙開発総経費の3分の2になるようです。

 

そこまでいかなくとも、すくなくとも東京電力の年間広報費が250億円という巨額で、それがメディア、地域などに広くまかれていることが知られています。 

http://www.soranokai.jp/pages/space_nuclear_1.html

 

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米国の影響

 

先ほども書いたように、そもそも宇宙技術は「軍事」と密接に関わっています。GPSの位置情報はペンタゴン軍事行動のトラッキングとしてスタートしているのも事実です。

 

ロケット技術はミサイル技術への転用が出来るので、大きなリスクも伴います。特に固体ロケットの技術はミサイル技術に近いので、開発に対しては牽制をうける事もあるらしいです。

 

 

日本は米国から強い牽制を受けたらしく、『宇宙ビジネスのための宇宙法入門』に具体的に記されています。

当時(1969年)米国は日本のISASが着々と推進する固体ロケット開発に

大きな懸念を持っていたと言われている。

そのため米国は当時としては最先端ではない液体ロケットの技術供与を行なう事で、日本を液体ロケット開発に向かわせ、ミサイル技術の拡散を防ぎ、米国への依存を確保したと言われる。

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ファルコン9の打ち上げ

 

さらに同書によると、1990年代に「日米衛星合意」がなされた事で、価格競争に負けてしまった事も宇宙産業に響いているとのことです。こういった事情が重なり、歴史的に見ても遅れる理由があったのです。

そして、現代の問題に移ります。

 

日本の統治機構

 

大きな問題は日本の統治機構です。日本では意思決定権が政府にありますので、面倒な事務作業がどうしても多くなってしまうのが現状です。意思決定が多いということはスピード感も出なければ、許可が下りないことが多くなるということです。

 

実際、宇宙ロケットを打ち上げるにしてもその手続きは複雑で、多くの役所関係に届け出を行なう必要があります。

 

そのため、整備すべきはハード面よりもソフト面だと言えるでしょう。

道州制の導入や宇宙法の改訂、資金流入の整備が必要になってくると思います。

 

現在安部さんも道州制は前向きですが、圧倒的なリーダーシップが発揮出来るかが大きな課題となりそうです。

 

 

 

宇宙ビジネスの種類とその可能性

こんにちは。

Fig Leavesという会社では将来的に宇宙に関わるビジネスをやっていきたいと思っています。じゃあ、宇宙ビジネスってのはなんだ?ってのを簡単にまとめていこうと思います。

 

 

宇宙ビジネスが注目 

 

まず宇宙のビジネスがなぜ今になって注目されているのかという点についてです。米国では現在「宇宙ビジネスビックバン」とも言える現象が起こっています。Amazonのジェフベゾス、Googleのエリックシュミットやラリーペイジ、FBのザッカーバーグなどが投資を行なっています。

 

最も有名な起業家はイーロン・マスクで、SpaceXという会社で宇宙ロケット開発を行っていたりしています。イーロンマスクは本物のアブノーマルで、彼のおかげで宇宙開発は相当前進しています。

 

ちなみに日本でも、HAKUTOがGoogleGoogle Lunar X Prizeというプロジェクトで中間賞(約6000万円)を取る等注目されいてます。

 

しかしながら宇宙ビジネスといってもなかなかイメージがつかない。なので、宇宙ビジネスの種類及び宇宙開発産業についてを書いていきます。

 

宇宙ビジネスの種類

 

ロケット開発ビジネス

 

これはわかりやすい例ですが、SpaceXのやっているようなロケットの開発を指しています。SpaceXのロケット開発はこれまで100億かかると言われていたロケット開発を半額程度まで下げたと言われていたりしていて、人工衛星の打ち上げの際にマネタイズを図っていたりします。

 

宇宙ロケット開発は非常にお金がかかるので、国によって実施されるか、資金のある資産家達がどんどん投資しているのが現状です。この分野の発展は重要で、ロケットコストが下がれば、ベンチャーが参入できるようになり、宇宙産業はより盛り上がります。

 

しかしながら、現状では大きなニーズが宇宙にはないので、大きな産業には育っていないのが現状です。

 

 

宇宙旅行

 

続いて、宇宙旅行です。ロマンがありますね。笑

 宇宙旅行はいくつか種類が実はあります。「地球は青くて、丸いんだ」というのがわかるところまで飛んでいけるようなジェット機に乗るもの、サブオービタルと言われる大気圏を抜けていくイメージの宇宙旅行やそして所謂宇宙まで飛んでいくもの、さらには宇宙ホテルなんてのもあります。笑

 

基本的には現実のビジネスと連動しているので、それが宇宙になっただけですね。つまり、観光という観点でビジネス競合はその他の旅行会社だったりしています。

 

ちなみに金額ですが、ジェット機の体験は国によって金額は違うらしいですが、100万程度で下記の画像のようなとこまでいけるそうな。

f:id:Yoshiaki-FigLeaves:20150213112114j:plain『To the Edge of Space~宇宙の入口への旅~

 

実施できる国はいくつかありますが、南アフリカ、ロシアが有名なところらしいです。

ちなみに、サブオービタルという、さらに深い宇宙に行くには、800万ー2000万程度との噂。月旅行は100億くらいとの事です。

 

この分野はまだ早いかとは思いながらも既に数千人の予約があるらしいので驚きですね。

 

人工衛星系のビジネス

 

衛星のビジネスは結構面白いんですが、これまた種類がたくさんあります。

基本的な本質は変わりませんが、地上のデータを収集し、そのデータを解析して現実のビジネスに活かすものと思ってもらえればと思います。

 

例えば、「地震解析ラボ」という組織があります。地震解析ラボはGPS衛星電波データ等の分析のよって、地震予測を行なっています。

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(出典)地震解析ラボ

 

また、非常に壮大なプロジェクトですが、宇宙ネットでは、現在世界人口30億人にしか届いてないインターネットを世界中に届けよう、という考え方で、ビジネスが行われて、現在はGoogleFacebookも参入しています。

 

現在の宇宙ビジネスの多くは宇宙よりも地上での物事の方が多いのです。これからはより宇宙間取引、Space - to - Spaceのビジネスが広がってくる可能性もあります。

 

 

惑星探査系のビジネス

 

続いて惑星探査です。

 

惑星探査のビジネスは主に資源開発や宇宙の謎を解明する物があります。これはものすごくロマンがある話ですよね。いわゆる、宇宙人の可能性も探れる産業だと思います。

 

さて、じゃあどうやって儲かるのかというと、惑星にはいくつか種類があって、S型・C型・M型といった惑星の種類があるのですが、この種類というのは要は「どんな物質で構成されているか?」です。例えばS型は、主にケイ酸系の物質で構成されています。

(ちなみにS型惑星は日本のはやぶさがサンプルリターンを成功して話題になっていたりします)

 

こういった惑星の探査データや

こういった惑星を探査するのは宇宙の起源を知る事や惑星の鉱物自体が役に立つとされているからです。より高性能なエンジンと人工知能の開発、ロボット技術の向上が行なわれれば、 資源探査と宇宙の謎は解明されるでしょう。

 

www.youtube.com

 

 

スピンオフビジネス

 

スピンオフとは「転用」という意味で、全く別の産業に宇宙技術を転用する事を言います。この分野はかなり身近に感じることのできる産業です。

 

例えば、低反発枕ですね。低反発枕は宇宙に飛び立つ重力を和らげる、その技術を地上の枕に転用した事から生まれています。

 

さらには、みなさんご存知の「氷結」です。氷結のデザインは「ダイヤカット缶」と言われていますが、このデザインも宇宙の転用です。宇宙ロケット開発では、「軽くする」という視点は重大名問題です。材料を軽くしつつ、強度を保つ。そこで生まれたのがダイヤカットの製法です。その考え方は缶も同じで、氷結が誕生しました。

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【参考】http://www.excite.co.jp/News/bit/00091191885841.html

 

その他

 

 最後はざっくりその他です。その他では、色々ありますが気になる物を取り上げました。笑

 

■ D-orbit:宇宙の掃除屋(デブリ掃除)

http://www.deorbitaldevices.com/site/

 

■ 銀河ステージ:宇宙葬儀屋

http://ginga-net.com/plan/space/

 

■ made in space: 宇宙3Dプリンター

http://www.madeinspace.us/

 

■ ボーイング: 宇宙タクシー

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0HB2Q820140916

 

とまぁ本当に多彩ですね。これらは、宇宙市場を拡大させる意味で大事なんですけど、

もっと本質的な問題もあります。

 

 

 

宇宙はソフトウェアも

 

宇宙ビジネスで大事なのはやっぱりコストになってきます。一発の人工衛星を打ち上げ用と思っても、数百万数千万のお金がかかってきます。普通の会社がちょこっとした宇宙開発を始めよう、と思っても実は簡単には行かないのが現状です。

 

これは打ち上げのコストの問題だけではありません。打ち上げのコストが調達できたとしても、それを創るソフトウェアエンジニアを育てなければなりません。先日、HAKUTOの袴田氏とお会いしましたが、「エンジニアが足りない、特に情報系のソフトウェアエンジニアがいないと、ロボットを制御するのは難しい」と。

 

また、堀江さんのPRもあって最近はかなり浸透している感がありますが、宇宙ロケット開発はそもそも儲けるのも大変で、運用コストもかかります。規制も多いので、やりづらい面も多く、問題は常に山積しているのが現状でしょう。

 

そもそものコストダウンもそうですが、人材の隆盛や資金の流れを創る事、ここが大事だったりします。官民の障壁を越えて本質的に変えていく、そんな会社が日本でも雨後の筍のように生まれるシステムを作るべきだと感じています。

 

 

株式会社Fig Leavesについて 

こんにちは。

株式会社Fig Leaves代表の岸です。

 

弊社は2014年11月にできたばかりのいわゆるベンチャー企業です。約半年経過で売上高は1億程度まで伸長しています。まだまだこれからの可能性を模索していますが、まずは会社の事を知ってもらいたいともいますので、ブログを書いてみました。

 

ひとまず、個人の創業に至る経緯を書いていこうと思います。

 

 

ベンチャーに触れる

 

まずビジネスに興味を持ったきっかけは、大学生の時のインターンシップでした。

 

大学入学後は、サークルとアルバイトばっかりしていたのですが、当時は光通信に勤めていました。この仕事は相当しんどくて、個人宅に1日に何件も訪問しながら罵倒されて帰る、みたいな事をしていました。

 

そのうちやっぱりもっとまともなバイトないかな?と思っていろんなバイトを渡り歩くのですが、一番しっくりきたのがインターンシップで応募したIT企業でした。広告代理店やIT企業でのインターンを通して、自分のやれる範囲の狭さと認知の弱さ、レベルの低さを味わったような気がしています。 

 

 

グローバルの視点を感じてみた

 

インド人の存在

 

そうやっているうちに、自分でもビジネスを起こしたくなったりもして、学生ながらの見よう見まねでビジネスをしようとした事もありました。笑

 

当時、友人がインド人を紹介してくれたことがあって、「HPを安く作ってくれるらしい」というので、HP制作を受託してみました。こそこそと友人や営業先を使って案件を取りつつ、何とか仕事をしていましたが、感じたことは「海外労働者が日本人の仕事を奪う」ということでした。

 

当時の金額で、HP制作コストは日本だと50万程度のものが、インドでは3ー5万程度で制作することができたりしました。

 

低コストで品質は大きく変わらないものを、10分の1以下で制作できる人間がいる事はそれなりの衝撃を自分に与えたと記憶しています。

 

スタンフォード出身

 

その後、人と会いまくってスタートアップ界隈の方や様々な業界の人にあって行ったのですが、スタンフォード出身の人間に2人だけ会いました。その2人は視点が大きく違ったのを覚えていますが、たぶん言ってる事はこんな感じ。「折角生を受けたのに、なぜ世界を変えようとしないんだ?」って。

 

研究の世界でも良く言われる話みたいで、東大の研究員は「そこに出資したら自分たちがどうなるか」という視点で話をし、スタンフォードの研究員は「そこに出資したら世界がどうなるのだろうか」という視点で話をしているそうです。

 

よく「自分の周囲を幸せにする」「世界を変える」という事を対立関係で話す人がいますが、そんな二項対立な話ではありません。

 

Fig Leavesが目指したいのは周囲も、世界も幸せにするような感じですかね。換言するのであれば、「世の中の変革を創り出し、その変化によって自らを高めていける」そんな感じかなと思っています。

 

共同創業者との出会い

 

人間力がNo.1

 

そんな中、共同創業者と出会いました。彼は大学を辞めてニートをしている男で、最初に会った時に「こいつは天才だな」と思える数少ない存在でした。

 

彼との出会いは強烈なインパクトで、彼がいなかったら今のFig Leavesは確実にありません。天才と言われる人種にはいくつかいますが、地頭があって人間力がずば抜けている人間はそう多くはないですよね。彼はまさにその例外な男でした。

 

当時僕が考えていたビジネスは、「東南アジアのあらゆるデータをまとめて世界の企業に売る」というビジネスで、シンガポールで起業しよう!という無謀なプランでした。笑

 

これだけインターネットが普及しているにもかかわらず、現地の情報(ビジネスリスクから個人の趣向、流行事項、顕在ニーズ、潜在ニーズ)は得がたいものが多い。であるならば、そのデータを収集し、オープン化すれば良いのではないか、って考えていたわけですが。。。

 

彼の冷静な分析がなかったならば、そのまま突き進んで、シンガポールで野たれ死にしていた事かと思います。笑

 

金を稼ぐ力

 

そうして、自分たちが何をすべきかを考えている時に、彼の言っている事は正しくて、「金を稼ぐ力が無いのにゴミアイデア資金調達しているスタートアップとか意味わかんなくない?」って。

 

僕のプランはもしかしたら、日系ベンチャー東南アジア進出を10%引き上げたかもしれないけど、その確度は当時で言ったら良くて0.1%程度でしょう。なぜなら、会社をやった事もない、出来損ないの若者だからです。

 

確かに周囲を見ると、どんどん潰れていってます。「きれいごとをしたい、でもまずは広告でお金を稼ごう」ということで、今は広告代理店になっているのが現状です。

 

ただ、広告代理店が悪いことかというと、そうではなく、世の中に本当にインパクトのあることをしたくて、その為にはお金を稼ぎ、運用し、調達する力が必要です。今のスタートアップはその力なくして、無駄な投資を受けて、無駄に散るのが構図なんだと思います。

 

僕らが力をつけることで、社会をもっとよくしたい、そう思っています。

 

社会貢献・宇宙・ゲーム

 

これは会社というより、自分自身がしていきたいことでもあるのですが、やりたいことは社会貢献、宇宙、ゲームです。

 

なぜこの3つかと言われると非常に難しいところもあります。ただ、昔から社会貢献にはなぜか興味を持っていて、インターンしていたアイデアマンという会社(今はなくなってしまったのですが)では、「誰もがいつでも学べる世界を創る」という理念がすごいよかったんですよね。その社長の存在はぼくにとってかなり大きな経験だったかなと。

 

で、社会貢献をするには?と考える、、、

社会貢献って綺麗に聞こえますが、継続性がないと結局ダメで。そこで出てきた考え方がCreative Capitalizmなんですが、事業として儲かっているお金を貧困の10億人のための事業にしよう、というような感じですね。

で、そうやって社会貢献を実現させるためには?となってくると、技術的なところを理解することと、感情的なところを押さえる必要がありますよね。

 

技術と感情で世の中は動いています。これは経済を学んだことがある人もそうですが、生活の中でも感じますよね。

 

マーケティングの世界でもよく、「進化した技術を人々の『欲しい!』に変えることがマーケティング」と言われてます。技術だけでは、世の中は動きませんし、感情だけでも世の中は動きません。その両面を押さえないと、世の中を動かしていけることだと思います。

 

宇宙は最先端技術の集約で、技術を押さえることが出来ます。ただ、めっちゃ難しい。コストが高いことを考えると一筋縄ではいきません。一方で、ゲームは参入障壁が低いのですが、人の感情を突くという観点では難しいものとなります。

 

 

ちなみに当社のHPはこちらです。

http://fig-leaves.bz

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