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Yoshiaki-FigLeavesのブログ

組織/アプリ/テクノロジーについて書いてきます!

Facebookのザッカーバーグが毎日同じシャツを着る理由: 意思決定とエネルギー消費

昨日、弊社の共同代表と一緒に歩いて話してたんですが、「脳のエネルギーの消費」について話しました。

 

なんでそんな話をしたかというと、FBのザッカーバーグが意思決定を減らすために同じT-Shirtsを着るけど、その意思決定ってエネルギー量として小さすぎるのでは?って話をしたんですよね。

 

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僕には気付けてなかったんですけど、共同代表曰く小さなエネルギーであっても、頭の切り替えが多く行われている状態は脳に大きな影響を与えている。

 

これはなるほどな、と思えましたね。自分では気付かないうちに、脳の疲労が溜まっている。それに気付かないのは怖いことで、急に疲労が体にくるんですよね。

 

楽天で働いている時は、ただ単に忙しいから、という理由から物事の選択肢を狭めていました。朝はゼリーとコーヒー。昼はサンクスでハッシュドポテトとおにぎりとコーヒー。夜はカロリーメイトを20時くらいに食べて、25時くらいに三田製麺所又はスタ丼といった感じです。

 

今はどちらかというと、体はそんなに疲労していないし、睡眠時間も多いんですが、意思決定を散漫させると非常に疲労がたまるので、選択肢を狭めていますね。

 

でも今の方が脳は疲れている。脳のエネルギーには「質と量」があって、質の高い思考をすればするほど、脳のエネルギーはやっぱり消費するよね、って話ですね。

 

 

脳のエネルギー

 

脳はどの臓器よりも多くのエネルギーを消費しており、1日に消費するエネルギーの約18%を占めていると言われていますね。

 

睡眠が不足した時に明らかに頭が重く感じる時がありますが、どう考えてもエネルギーが不足しているのがわかりますよね。

 

3時間睡眠を実施していた時期があったのですが、明らかに脳の稼働がダメななんですよね。笑

やっぱりちゃんと寝ないといけない。

 

脳のエネルギーは常に消費をし続けるシステムです。保存がきかないので、どうしてもエネルギーをきちんと取らないとまわらないんですよね。

 

脳の構造は電気信号なので、保存ができるものではありません。脳への負担が大きくなればなるほど、脳は傷つきますよね。そこで保存ができないので、どんどん脳は疲弊していくわけです。

 

この電気信号のインタラクションを最小限にしつつ、自分が考えたいことに全てのエネルギーを投下していくことが大事なわけです。

 

だからこそ、ザッカーバーグは同じTシャツを着続けるわけですね。

 

 

マルチタスクは脳への負担が大きい

 

マルチタスクしている時には、意思決定が断続的に行われるので、脳への負担は相当大きくなります。MGRが他のものよりも大きな金額をもらっているのはこの為ですね。

 

GIGAZINEでもまりうちタスクと脳への負担の記事があります。

国立衛生研究所認知神経科学のJordan Grafman局長がfunction-MRIを使用して「マルチタスク中の脳」の調査を行ったところ、マルチタスク中にタスクをスイッチするときに、前頭葉の一番前方にある前頭極と呼ばれる部分への血流の増加が確認されました。血流が増加していることは、前頭極がいつも以上に活動しており、負担がかかっているということですね。

gigazine.net

 

マルチタスクによって、IQは10落ちるますし、考えてみれば、マルチタスクをしている人って結局自分の行動の優先度をつけられてないのですから、能力が低いのは当然ですよね。自戒ですけどね。笑

 

意思決定を最小限にすること、ノイズ(=ご飯の意思決定とか部下の報告とかFBのメッセとか彼女からの連絡とか)を減らしてすっきりした意思決定の連続を行うこと、これが経営的には大事。

 

PCでタブを開きまくっている人(=わたくしですが。笑)や動画を見ながら仕事をする、メッセを開くってのはノイズだらけですよね。電話をしない時間やFBやLINEなどを全くいじらない時間を作ったり、タスクの時間をある程度固定させたりすることによって、このノイズを減らすことができると思います。

 

意思決定の量を減らし、質の高い意思決定を本質的なところに投下する、実践したいところですね。

 

目標を定めないことが大事な理由: 日本人は改善が得意なのか?

昨日、「将来どうなりたいですか?」と聞かれたんですが、将来どうなりたいですか?って難しい質問ですよね。

 

自分は起業したくて、自社サービスをメンバーと一緒に出したくて、世界を変えるような事がしたくて、今それをやっているんですよね。で、5年後にもしかしたら個人資産で100億とか持ってたら、宇宙事業に突っ込むだろうし、1億程度なら海外に新会社を立てるだろうし。

 

とにかく、今を本気で生きる事のほうがよっぽど大事で、5年後の自分がどうなっているか、自分の視点がどうなっているか、世界の環境がどうなっているかがわからないのに、目標を定めるのは難しいと思います。

 

将来わかることは、人口動態とかその辺ですよね。明らかに人口が減ることはわかっているんですけど(移民をやらない限り)、それ以外のことってほんとうにわからないんですよね。

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目標を定めないが大事な理由

 

最初に言っておきましょう。

 

一般的には世の中では目標は決めたほうがいいと思われていると思いますし、実はそこには異論がありません。でも、目標を定めないほうが絶対いい。

 

つまり、なんとなくの「こうしたい」ってのは大事なんですが、先のことを目標にしすぎるのは良くないと思います。

 

例えば「20年後には日本で上場企業の社長になりたい」と言っている人がいるとしましょう。この人は20年後の日本の市場がどうなっているかなんて全く考えていませんよね。市場が破綻しているかもしれない。

 

よくわからないことに対して、漠然とした目標を社会に強制されて目標立てするのは良くないことだと思っています。

 

 まぁ仕事では実際には目標が大事なんですが、特に団体や個人レベルに落とし込んだ時には目標は絶対ないほうがいい。

 

仕事って言ってるのは、KPIによる目標管理とかなんですが、人が人を評価しているので、結局は仕事における目標がある事で「頑張ってます」アピールができますよね。だから大事。

 

ところが、これが団体や個人に落とし込んでいくと全く必要ないですね。

 

例えば、「人の2倍努力する」とか言って、1日16時間働いて努力した気になる、とか、「売上高1億を目指す」とか言って、その1億を目標にして動くなんて、本当にもったいない。

 

目標を定める人は自分をモチベートしないと「やる」事ができない人だと思います。本当に勝ちたい人は、「人の2倍」とか言ってないで、目標とかなくて良くて、自分の逃げのために用意した「目標」というモチベーションの源泉抜きで、勝つための最善行動を迅速に取りますよね。自分の可能性を大きく縮こませてしまっている。

 

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自分の限界を目標によって決めてしまうなんてことは本当にもったいないことだと思います。そもそも人間が自分の限界なんて知ることはめちゃめちゃ難しくて、自分がどうなれるかなんてことはわからない。

 

今、見えているステージと3年後に見えているステージは大きく変化しているし、その時にいる環境も、時代も、経済も、まるで違う世界になっていることだってありますよね。

 

 

Upward ComptiabilityよりもBreak Through

 

Upward Compatibilityという言葉があります。「上位互換性」という意味の単語です。IT用語で、現状のバージョンと規格は同じなんだけど、新しい機能がついてる、そんなイメージです。

 

簡単に言うと、iPhoneのバージョンアップですね。iPhoneはSiriとかフラットデザインとか、スクショ機能とか色々追加されていますよね。

それは前のバージョンの機能は残していますし、それをよりよくしている。そんな感じです。

 

で、よく言われる日本人って改善が得意だよねって話ってまさにここですよね。Upward Compatibilityばかりです。上位互換性を意識して、とにかくアップデートして品質を高めていくことを意識しています。

 

Break Throughというのは、その一歩上ですね。携帯からスマートフォンというのはBreak Throughです。一歩上に行くには一旦前提にある技術をぶっ壊さないといけない。

シュンペーターでいうところの「創造的破壊」です。

 

だって、iPhoneがこれから新しい革新を起こすなら今の技術の上にやったってしょうがいなですもんね。ぜんぜん違う、izeroみたいな商品があって、思考した瞬間に思ったことを実現できる、みたいな商品があったとしたら、今のiPhoneの技術の上にあるわけないですよね。

 

社会の流れと技術の流れと世界経済の潮流があるので、それを全て捉えてまとめて適切なタイミングで適切なアプローチをして初めて起こせる。

 

 

Break Throughを起こすなんて難しい

 

物事をアップグレードしかできないなら全くやる必要はなくて、上位互換性を越えていくことが重要です。上位互換性を越えていくには、画期的な発明が必要で、画期的な発明には基礎が必要なわけです。

 

物事を壊していくのは基礎の組み合わせでしかありません。現状を正しく理解し、その理解したものを組み合わせていくことがイノベーションですし、ブレークスルーですよね。

 

人の感情や社会の仕組み、経済、技術。全ての仕組みを理解しないとあかんと思うわけですが、難しいんですよね。

 

だから組織が存在していて、頭おかしいアイデアを出せる人がいて、前向きに実行していける人がいて、経済や技術でわかる人がいて、、、そういった専門分野を理解して仕組みとして動かせる人を仲間にできるかだと思いますね。

 

目標が制限するもの

 

それで、言いたいことは簡単で、定まった目標があるとBreak Throughは起きないんじゃないかということです。

 

目標が果たす役割は改善です。現状のプロセスにある問題点を改善することで、結果をその枠組みの中で最良にしようとしているのが目標なんだと思うんです。

 

だから、本当に圧倒的な改革を図るには、現状ある仕組みをぶっ壊す=目標となっているものすべてをゼロにする、ってプロセスが重要だと思っています。

 

日本人が苦手なのはここで「改善が得意」というより「壊す」ということが苦手なんだと思います。枠組み大好き、安定大好き、だから改善しかできない。

 

改善から創造に至るのに、捨てる覚悟を持つ日本人が政治や経済で生まれてくるといいなぁと思う、今日この頃です。

インターンが重要な理由: 就活する前に考えたい事

2015年の新卒一括採用が佳境を迎えています。多くの会社がガンガン面接を実施し、街にはスーツの子も。暑いから私服にすればいいのにとは思いますが。笑

 

就活といえば、ですが、旧帝大早慶、MARCHに行った優秀な地頭を持つ学生たちが、一斉に面接を受け、どこで聞いてしまったのか、テンプレートを投げかけています。実際に面接していて、たまにそういった子もいて残念に感じます。

 

何もないなら、俺は何もない!でいいのになと思いますけどね。的外れなテンプレートを投げかけられても困ります。笑

 

これには2つの理由があります。1つは思考停止状態に陥っていことで、そもそも考えていないことが大きな問題。表面しか見えてないし、それについて自分で客観視をすることが難しいことが大きいと思います。そしてもう1つは自身が経験していないことが多すぎることです。経験値が少ないのは若いのでしょうがないですね。

 

が、仕事をしたことがないのに、就活をしている時点でおかしな話ですね。まずは社会に揉まれてみることのほうが大事で、インターンを募集している会社は山のようにあるので、まずはそこから探してみることがいいと思います。

 

とにかく、就活の前に知る事のほうが大事で、経験してみないとわからないって事です。

 

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基礎を知る

 

目の前には、グラニュー糖と薄力粉とココアパウダー、チョコレートと卵が2つある。これからできるのはチョコレートケーキですが、個々が構成している要素とケーキが構成している要素は別物です。

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でもこれは経験的に、又は、知識として「ケーキのようなふわふわ系のものを作るには強力粉ではなく、薄力粉を使ったほうがいい」という事を知っているからできます。強力粉のほうがタンパク質のほうが含有量が多いとか、細かい事を考える人は少ないと思いますが、とにかく何となく知っている人は多いですよね。

 

基礎ってこんなもんで、「なんとなくわかる」が大事です。勘所をまずは掴む、といったところでしょうか。

 

仕事に置き換えてみると、例えば「ひたすら記事を書き続ける」インターンシップがあったとしましょう。でもこれって「マーケティングを学ぶ」という観点でいくと、かなり意義深いものですよね。

 

誰に、何を、どう伝えたいのか、より効率的にサイトに訪れてくれるにはどんな文言?とかとか考えることって山積してますよね。

 

とにかく、「これが何になる?」ってとこだけ押さえる基礎の基礎が重要です。基礎さえ押さえたらとにかくどんどんやってみてトライアンドエラーでいい。

 

やってたらそんなことは見えてきます。

 

目が見えないなら闇雲に動いてもしょうがない。ギリギリでも目が見えてないと、動いたって何も起きないんですよね。

 

未来へと向かっていても、進む先はある程度見えていないと人は動けない。脳科学的にも安定を求めるのが人間の性ですからね。だから、自分の礎を築くのが先です。信頼の積み重ねを作る事が大事です。

 

言葉の奴隷

 

つまり、人間は言葉に左右されていて、その表面しか見ないで判断するから勿体無いと思います。例えば、「営業」「リスト作成」みたいに、「面倒そうだな」と感じそうなことは嫌だなと思ってみようとしない。

 

実際にやってみると簡単でおもしろいことでも、やる前にわからない、やりたくないなんてことを言い出す人もいますね。

 

逆に、「企画」「マーケティング」のように華やかそうに見えるのに惹かれていく傾向があります。面接をしていると多くの人が「企画をやりたい」と言ってくるのですが、やれる人が非常に少ない事に驚きます。

 

下積みはいらないけど、意味のある修行は必要です。例えばインターンシップで、リスト作成とかテレアポとかさせられる事もあるかもしれません。それが意味を持つ事って多いんですよね。

 

基礎があれば、何をやっても物事を考える癖がついてくる。リスト作成では、「金持ち」×「決裁者」×「商材」を考え、どこに当たるのが最も効率が良いかを考える。

 

人間はその物事を表面しか見ずに、「これはたぶん役に立たない」と早計してしまう。その仕事が自分の資源になるのか、時間の無駄になるのかを考えてから判断をしたほうがいいですね。

 

人間ってのは言葉の奴隷に成り下がっていて、その表面をみて全てを見た気になっている人がいかに多いことかとおもいます。

 

 

キャリアは偶然の産物

 

そうやって、キャリアはできていきます。自分が通った道がたまたま繋がって、それがひとつなぎの自分のキャリアになっていくにすぎません。

 

たまたまネットで検索してたら、行きたいなぁと思う会社があって、そこには自分の価値基準とかやりたいことがある。そこに行ってマーケティングをやりたいと思っていたら、まさかの採用担当になって、キャリアコンサルタントになる、なんて人はざらにいます。

 

キャリアは偶然の積み重ねでしかなくて、その偶然を必然かのように語っている「イケてる風採用担当」に左右されてはいけない。

 

人間のキャリアは層みたいなもので、例えば「日本大学卒業」「DeNAでマーケ担当」「三井物産で採用担当」みたいなレイヤーです。

 

要は「今を生き抜く」ということが大事で、本気になっていれば新しい未来が開けるものだと思っています。「経験する」「考える」「本気になる」このプロセスです。本気になれない環境ならやめたほうがいいですね。

だからこそ、自分が働きたい環境ややりたいことを明確にするためにもまずはインターンすることが重要だと思います。

テクノロジーの進化と変化のスピードについて

昨日は久しぶり「ビジネスモデル分析術」という本を読み返しました。内容としたはビジネスモデルが似通っているようでまったく違う会社のビジネスモデルを分析しているような本です。

f:id:Yoshiaki-FigLeaves:20150718174319j:plainwww.amazon.co.jp

 

Amazon楽天

 

例えば、Amazon楽天です。

Amazon楽天の大きな違いは「販売」か「モール」か、の違いです。利益率を見ると歴然なんですが、Amazonは主にAmazonが販売しているので、明らかに利益率は下がります。逆に楽天は店舗からの出店料がかかり、かつ、店舗からの広告費でマネタイズを図っているので、高い利益率を誇っています。

 

さらに、戦略的にも自社開発の先行投資型のAmazonに対して、M&A戦略をメインとしている楽天。顧客発想を中心に据えたAmazonと株主発想を中心に据えた楽天では経営スタイルもビジネスモデルもまったく違う形になります。

 

Amazonは自社サービスに投資をしていきます。クラウド事業であるAWSAmazon Web Service)やワンクリック決済、「Fire Phone」、Amazon Dash、Amazon Prime AirAmazon Prime Airなどなど。

 

中心にあるのは顧客へのサービスで、社会的なインパクトを与えることに重きを置いているように思えます。

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一方で楽天は「イーバンク」「Kobo」「LinkShare」「Viber」「OverDrive」などなど、多数の買収を繰り返し、事業を多角化しています。かつ、スーパーポイントによる、いわゆる「楽天経済圏」を創り出し、盤石な経営基盤を築いています。

 

このモデルは驚異的で、シナジーの高い多角化と買収戦略によって経営効率を高めています。特に金融ビジネスは楽天のビジネスの特徴で、ネット決済系やクレカ系のビジネスが強いですね。

 

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両者とも、事業創出と買収という違う形ではあれ、時代の変化への対応を実施しているように感じました。

そこで今日は、変化への対応の重要性について書いていきたいと思っています。

 

変化の歴史

 

音楽業界の変化

 

変化の歴史を語る上で、よく引用されるのは音楽です。音楽業界の変化がこれだけセンシティブに語られているのは、

jaykogami.com

1983年、この時はLPやカセットで音楽を聴いていました。

1984年にはMacintoshが出来てきたりしてますね。その頃のMacintoshはこちらです。

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これが今やMacBookに進化してますからね。驚きです。

 

で、音楽に目を戻しますと、1983年はカセットとLP/EPが半々といった感じでした。

 

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2000年になってくると、大きく状況は変化しています。17年ほどかけて、CDがカセットやLPを駆逐していきました。

 

2000年には、なんと92%がCDですからね。

日本の場合はMDが主流でしたね。小さい頃MDを5枚持ち歩いていたような頃を思い出すと、不思議な感じがしますね。

2001年にはiPodが誕生。音楽シーンの変化は徐々に変化していきました。

 

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2002年に定額制のストリーミングサービスが生まれ、2007年にYoutubeが誕生し、2008年にはSportify。インターネットが音楽業界を大きく変えてしまいました。

 

2013年にはもはやダウンロードが当たり前。2013年は特にストリーミングのSportifyが急激に売り上げを伸ばし、iTunesを引き離しました。そうなってくると、ストリーミング系サービスに移行しよう、となるわけです。

 

下記が2013年です。

 

 

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日本ではドコモが提供する「dヒッツ」、KDDIが提供する「うたパス」ソフトバンクにはUULAなどのストリーミング系やがありました。

 

現在はストリーミングサービスがきていて、サイバーエージェントとエイベックスが共同出資した「AWA」、LINEなど3社が共同出資した「LINE MUSIC」、米Appleの「Apple MUSIC」などが市場を盛り上げています。

 

 

テクノロジーの進化による変化のスピード

 

 

テクノロジーが進化し、世の中は急速に変化してきました。そして、その変化が浸透していくスピードは驚くほど早くなってきています。

Are Smart Phones Spreading Faster than Any Technology in Human History?によると、テクノロジーの進化とそれが広がっていくスピードがどんどん早くなっているとのこと。

 

www.technologyreview.com

 

例としてあげているのが「コミュニケーションのガジェット」です。

 

この調査では、人口の10%にその機器が浸透していくまでの年数を出しています。ちなみに調査はアメリカでの調査となります。

 

例えば、電話は人口の10%に達するのに25年もかかっています。テレビや携帯も10年程度かかっていて、スマホは7年程度かかっています。

 

ところが、スマホは7年程度タブレットはたったの3年。

スマホからタブレットは似たガジェットであるので、まぁそれはそうでしょ、といったところですが、コストの問題を解決できていることと格差が減少してきたことで、浸透の速さが大きく変化してきました。

 

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こちらが10%から40%に引きあがっていく年数。電話はなんと、39年もかかっています。驚きですね。ネットは5年、テレビやスマホは3年程度で流れがきました。

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テクノロジーの進化、格差の縮小、インターネット社会による情報公開によって、変化のスピードは指数関数的にあがっていきます。

 

日本は特に1億総中流で、アメリカで流行したものを持ち込む、というスタイルなので、こういった傾向は強いように思えます。

 

頭がいい者よりも変化に対応する者が生き残る

 

変化のスピードが早くなってくると、意思決定能力が経営において最も重大なものになります。つまり、頭がいいことよりも、変化を察知して迅速に行動できるかが大事です。徳に行動力は大事で、多くの企業は実装に時間をかけすぎています。

 

ソニーパナソニック、シャープは時代の変化に対応できず、大きく赤字。ソニーVAIOはその輝かしき過去にしがみついた結果、「改善」はしても「革命」を起こすことはできなかった。テレビ事業は赤字が続き、切ることもしなかったのが大きな要因です。

 

ソニーの社員も経営陣も頭はいいのでしょう。優秀だとも思います。が、意思決定能力が弱かったのだと思います。

 

変化している環境で、柔軟に対応できる者が勝っていける。どの企業も胸に刻まないといけないと思います。

 

【学歴社会】家庭環境と知能指数の相関性

学歴社会批判

学歴社会とは、人間の社会的地位や収入さらには評価までもが学歴によって決められるという社会のことである。学歴による出世や賃金の格差、世間の見る目の格差などが決まるような世界です。

 

で、この学歴の話をすると、特に人材系の会社の人が騒ぎ出します。「学歴社会を作ったリクルートはぶっ壊さないといけない」とかそんな感じです。

 

個人的には思っています。大企業からすれば非常に効率的にリクルーティングが出来ます。当たり前ですが、旧帝大早慶、MARCHクラスに入るにはそれなりの地頭もしくは努力が必要です。それができる人材って目に見える価値が既にあるよねって話になります。

 

100人採用するような企業には多くの応募が来るので、そもそものエントリー段階で絞るのは効率的で自然な方向のように思います。

 

「脳力」と学歴

 

ちょっと話の視点をずらしていきましょう。

「人の人生は親が大きく影響する」というのはよく言われる論で、学歴と親の年収には相関性があります。

 

ちょっと古いデータですが、世帯収入と子供の学力の相関性を出したデータです。国語と算数の学力において、明らかに年収が高ければ高いほど、学力もあがっていく、というものです。

 

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経済的な地位は明らかに地頭、特に脳処理のスペックに関連していると思います。学歴というよりもメタ認知力だと思っています。メタ認知ができる人間は、インプットを怠りませんし、自分のアウトプットの社会的な位置づけを客観的に認知する事ができます。

 

という事で、より科学的見地からみていきましょう。Natureの記事で脳構造と教育および世帯収入に関するものを見つけました。

 

要約すると下記のような通りです。

 

アメリカの研究者らは脳構造、世帯収入、親の教育の関係を、3歳から20歳までの子供や青年1100人を対象に調べた。

その方法は、祖先から受け継いだ潜在的な脳構造の違いを被験者からDNA試料を集めて比較をしていくものである。

その結果、親の教育と世帯収入両者の増加は、言語や読解力、空間認知等に関わる脳の表面領域の増加と関連することが分かった。ただし、世帯収入は親の教育よりも強く脳表面領域との正の相関を示す。

http://www.nature.com/neuro/journal/v18/n5/full/nn.3983.html

 

 

つまり、脳のスペックは教育よりも、世帯収入に強い相関を受ける事が分かっています。先にも述べたように学歴で人を切る大企業というのがしばしば批判の対象になりますが、脳科学的なアプローチからしてもやはり妥当な選択となるでしょう。

 

また、他国と比べれば学歴採用は非常に緩やかで、学歴を重んじるような傾向も弱いと言えましょう。日本人は生来競争を嫌っていますからね。

 

アメリカや韓国の超学歴社会や、インドの階級社会と比べたらかなりマシだと思いますし、そもそも学歴を重んじる事は大きな組織にとっては重要です。

 

問題となるのはどちらかというと大学の仕組みで、大学自体が「頭の良い人」を勉学的な観点でしか見てない事こそが問題だと思います。

 

大学受験は勉強したもん勝ちで、インタビューも何もない。これから日本が本当にグローバルで戦える学生を育てたいと思うなら、大学が変わるかしかいない。

 

シュレディンガーの猫: くさやの味は食べた人にしかわからない

こんにちは。昨日、社員と話していて自分がいかに人の表面しか見れないのか、と反省してます。

 

1名、採用した子が、「営業をやりたい!」ということで、能力はともかく熱意だけはあったのでそこを買って採用してみました。

 

ところが入ってみると、これが鳴かず飛ばずで、トークもダメでメールもダメ。どうしたものか、と思案しているところでした。

 

そうして昨日、彼と話していて気づきました。彼はただの天才でした。デザイナーとしての才能は非常に高いものがあり、それを見極めきれないだけでした。

 

この点は非常に反省してまして、自分がいかに人をみる目がないのかを思い知るきっかけでもあります。彼がいることのできる会社は本当に多様性があり、当社としてもそうなっていきたいと思っています。

 

もちろん、第一印象の与える影響は認めていますが、第一印象に左右されてはいけないと思っています。

 

ちなみに就活系の浅い記事がたくさんあってそこで一番多いのは「話し方」とか「身だしなみ」や「受け答えの方法論」です。意味のない論が多いのは、中身のない情報に左右されてしまう学生がいて、その学生を見極める面接官の時間が不足しているからでもあります。

 

日本の面接官はたったの30分で3人一気に面接なんてこともあります。 人の能力は1対1でも30分のインタビューで見抜けるわけはなくて、3時間程度深くインタビューしていかないとその人の本質なんて見えてこない。もっというと、1週間一緒に働いたほうが早いわけです。

 

つまり、くさやは食べた人にしか味がわからない。

 

で、これってなんでかと言いますと、脳の認知の問題とその人の思考能力の問題があるのだと思います。

 

脳の認知

 

左脳と右脳は明らかに別物です。左脳は論理を司り、右脳は直感を司る、というの広く知られているかと思います。

 

ある人を認知した時に、「あぁ爽やかなイケメンだ」と認知したとします。ここから人間の大きな勘違いが始まります。

 

左脳で捉えたその人のイメージは物語を作ります。「この人は爽やかな人だ」をストーリー化します。たとえ話の中で全く爽やかではない側面を発見したとしても、その側面には一切目を向けないわけです。

 

なぜかというと、左脳が矛盾を嫌うからです。右脳が「この人は爽やかじゃない」と思ったとしても、左脳がストーリーを構成しているので、ストーリーに合わないキャラクター像を排除しようとします。

 

ちょっと極端な例かもしれません。

ですが、会う頻度が低い人ほど、この脳の認知的不協和は起きやすいと思います。

 

これは分離脳の研究で既に分かっていることです。

例えば、「あなたの夢はなんですか?」と聞かれた時に、左脳で答えた夢が「起業家」にもかかわらず、右脳の持っている答えは「宇宙飛行士」だなんてこともありえます。

 

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人がいかに表面しか見る能力がないのか?

 

で、元に戻ります。

いかに人は他人をあるフィルターを通して見ているか、がわかると思います。大したことない人でも「肩書き」の力を使ったり、「知り合い」の力で自分をよく見せています。

 

心理学においても「初頭効果」と呼ばれるものがあります。人がどれだけ第一印象に引っ張られやすいか、というものです。

 

そして、このバイアスをもった瞬間に、その人の偶像を創り上げます。その偶像とのズレは一緒の時間が短ければ短いほど、埋まらない溝になります。

 

アイドルのイメージがまさにそれで、アイドルは完全にその人の中で偶像化された、バイアスしかない存在なので、例えその人がちょっとした恋愛のハプニングを起こしてもその不協和音に耳を塞ごうとします。

 

人間は古くから集団生活を営んできました。そこには理想のリーダーがあって、それを崇める幹部がいました。その集団で「仲間になりたい」という欲求が人間は強い。だからこそ、そこの不協和音には目をつむって、きれいなところを見ようとしたのだと思います。

 

そうしてどんどん左脳が発達していったのではないかと思います。

 

左脳は非常に合理的な判断を下す部署ですが、右脳の直感を押さえつけて第一印象に引っ張って誤った判断を下すこともあるということですね。

 

つまり、ここで言いたいことは、まずは一緒に何かをやってみないと、一緒の時間をできるだけ長く過ごさないと、何もわからないということです。

 

恋愛で「何度かでーとしてみないとわからない」なんて言う人がいますが、それはナンセンスで、ちょっといいと思ったならまずは付き合ってみて、長い時間を過ごしてから判断を下せばいいのになと思います。

 

シュレディンガーの猫

 

ビジネスも人生も、シュレディンガーの猫のようなものです。

 

どんな人間かは、一緒に仕事をしてみるまでわからないし、一緒に生活を共にしてみるまでわからない。

 

その扉を開けてみるまで、何が起こるかなんて全くわからない。その扉を開けて死ぬかもしれないし、突然成功の扉が開くかもしれない。

※ 実際には、ミクロの解釈上シュレディンガーの猫は生きているし、死んでいるし、マクロ的には、生きているか、死んでいるかはわからない。

 

「成功するために●●さんについてのセミナーに参加する」なんてことは本当に無駄で、その時間を使ってやりたいことを実行に移した方が数倍の早さで成功に近づくと思っています。

 

しかも、やりたいことやって失敗した方が楽しい。人生はそんなもんだと思います。

要は、やるかやらないか、どっちかなんです。

 

彼のような天才は普通の採用では多分取れないでしょう。そして一般的な会社では採用されないことでしょう。

 

でもこの多様性が会社を強くしてくれる。そう信じています。 

 

【挑戦を許容する為に】日本の社会主義的システムと起業

先日は社長の集まりみたいなのに参加してきました。基本的に私服で活動をしているので、その日ももちろん私服です。

 

その会ではスーツを纏ったおっさんが集まって話しているんですけど、みんな聞いてくるわけです「君はなぜ私服なんだ?」「こういう時は普通スーツを着るもんだ」と。この例はちょっと微妙な線かもしれませんが(笑)、日本人はアノマリーへの態度が硬く、同質化を求める傾向があるように感じます。

 

この同質化を求める傾向は、換言すれば「社会主義的」とも取ることができます。

 

社会主義wikipediaによると以下の通り。

個人主義的な自由主義経済や資本主義の弊害に反対し、より平等で公正な社会を目指す思想、運動、体制。

 

まさに、同質化ですね。

そもそも日本は民主的な資本主義国家だと謳っていますが、その本質は意外と社会主義的なのではないかと思っています。

 

そこで今日は日本の同質化の本質を紐解いていきたいなと思っています。

 

資本主義について

 

まずは前提として、日本は資本主義の国です。

まずはそもそも資本主義経済の一般的な仕組みから説明していきましょう。

 

資本主義とは、経済の仕組みの一種で、資本の運動が社会のあらゆる基本原理となり、利潤や余剰価値を生む体制のことである。

 

資本主義が成立するためには、商品生産と商品交換が一般化しており、自己の労働力を商品化する賃金労働者の存在が必要である。一般的に以下のような特徴を持つものであるとされる。


私有財産制(民法体系による司法による財産権の法的保護、経済的自由権
・ 私企業による生産
・ 労働市場を通じた雇用、労働
・ 市場における競争を通じた需要、供給、取り引き価格の調整、契約の自由

 

こう見ていくと、どう考えても日本は資本主義なんですよね。最近流行したピケティの21世紀の資本論の現象は面白く、日本人が「本当に資本主義ってなんだ?」ということに触れるきっかけになったと思います。

 

これは経済的な観点からも大きな影響があって、それはアベノミクスです。

アベノミクスによって景気が大きく上向き、格差が広がってり、その「格差が広がった」という意識がピケティの流行につながったと思います。

 

というわけで、社会構造的な観点からいくと、確実に資本主義社会は維持されていて、

 

精神的社会主義

学校教育

 

小学校時代を思い出すと、本当に窮屈だったなと思います(生来奔放な性格なので、当時は窮屈だと思ってませんでしたが。笑)。

靴を履か履かないことや授業中に後ろの席でプロレスをしていた、とよく言われるんですが、自分は全く意識がなくて、きっと性格が繊細だったら窮屈な世の中に感じただろうなと思っています。

 

今でも渋谷を歩いていると、明らかに安全な状況でもみんな信号を守っています。しかも一人が渡り出すと、周囲の様子を観察しながら渡り始める人がいるから笑えます。安全なら渡ればいいのになと思います。

 

こういった当たり前の考えというか、なぜだめかよくわからないルールを「同質化」によって制限する傾向が非常に強いように感じます。

 

今の話は教育制度にも表れています。

 

そもそも現在の義務教育は明治時代に生まれたものです。1872年に生まれ、最後の教育基本法の改正は1947年です。

 

さらに教科書は出版社が製作し、文部科学省がokをだし、同じような教育制度を敷かなければいけません。

カリキュラム通りに進め、国のやりたいように教育をしていく小中学校になるのは当然のようにも思えます。

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私学でさえも

 

これは「公立だから」という問題ではなく、私学にもある程度当てはまります。私学は文部科学省の出した教育方針に沿った教育を実施すると国からの支援金がもらえます。

 

私立は儲からないとこの支援金を活用してなんとか維持しないといけないので、私学の教育は独自のものかと思えば、実際には公立と変わらない、なんてことも往々にしてあるのが現状です。

全体として、日本の教育は同質的に感じます。

 

もちろん、これは全てがそうではないので、比較的私立出身の人間は自分の周囲でも変わっている人間が多くて好きです。笑

 

 

終身雇用

 

この思想を一層強めるのは「終身雇用」です。

終身雇用は「人をある一定の仕事・会社の中に閉じ込める制度」です。その人の世界はその会社の中にあり、接する人、雰囲気は同質的になりがちです。

 

警察になった人間は、一生警察であり、大企業に入ったら目標はその会社で部長になったり課長になって収入を安定させることです。

 

小さな世界の中で、同質的な価値観を持った人たちと毎日同じような生活をしているのが日本の現代の形になっています。

 

日本は近年「ガラパゴス化」が進んでいると言われていますが、この現象は日本の小さな箇所で多く点在していて、その点が線になって大きな日本を構成しています。つまり、日本の構造はフラクタルガラパゴス化とも言えると思います。

 

挑戦への寛容さ

日本がこれから飛躍していくには「挑戦への寛容さ」が必要です。 日本は「ビジネスをする」という観点ではやりやすいと思います。

 

同質化を求めすぎるがゆえに、どうも人と違うことをしようとすると怒られたり、白い目で見られたり、すぐに批判してきたりする人がいます。

 

どんなに失敗しても、死にづらいのが日本です。そうなると「失敗したら恥ずかしい」とか「目立つのが嫌だ」みたいな妙なプライドや恥は捨てるべきで、また、そんなことを考える社会主義的思想で人を見ないことが大事です。

 

誰でも簡単に登記ができて、教えてくれる人も沢山いる。人脈があれば、助けてくれる人も本当に沢山いて、仕事に困ることは少ないように思えます。そして、失敗しても確実に仕事がある。

 

起業する、なんていうと「どんな計画でどうやって食べていくのか?」とか「失敗したらどうするの?」とか「絶対にお前にはできないからやらないほうがいい」なんて言われることがあります。

 

でもそんな人の挑戦にブレーキをかける暇があるのであれば、応援する一言だけ言ってあげればいい。

 

人生はたった一回しかのチャンスしかないのだから、全てを捨てたって挑戦する

そんな人が増えていくといいなと思います。