Yoshiaki-FigLeavesのブログ

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宇宙ビジネスの種類とその可能性

こんにちは。

Fig Leavesという会社では将来的に宇宙に関わるビジネスをやっていきたいと思っています。じゃあ、宇宙ビジネスってのはなんだ?ってのを簡単にまとめていこうと思います。

 

 

宇宙ビジネスが注目 

 

まず宇宙のビジネスがなぜ今になって注目されているのかという点についてです。米国では現在「宇宙ビジネスビックバン」とも言える現象が起こっています。Amazonのジェフベゾス、Googleのエリックシュミットやラリーペイジ、FBのザッカーバーグなどが投資を行なっています。

 

最も有名な起業家はイーロン・マスクで、SpaceXという会社で宇宙ロケット開発を行っていたりしています。イーロンマスクは本物のアブノーマルで、彼のおかげで宇宙開発は相当前進しています。

 

ちなみに日本でも、HAKUTOがGoogleGoogle Lunar X Prizeというプロジェクトで中間賞(約6000万円)を取る等注目されいてます。

 

しかしながら宇宙ビジネスといってもなかなかイメージがつかない。なので、宇宙ビジネスの種類及び宇宙開発産業についてを書いていきます。

 

宇宙ビジネスの種類

 

ロケット開発ビジネス

 

これはわかりやすい例ですが、SpaceXのやっているようなロケットの開発を指しています。SpaceXのロケット開発はこれまで100億かかると言われていたロケット開発を半額程度まで下げたと言われていたりしていて、人工衛星の打ち上げの際にマネタイズを図っていたりします。

 

宇宙ロケット開発は非常にお金がかかるので、国によって実施されるか、資金のある資産家達がどんどん投資しているのが現状です。この分野の発展は重要で、ロケットコストが下がれば、ベンチャーが参入できるようになり、宇宙産業はより盛り上がります。

 

しかしながら、現状では大きなニーズが宇宙にはないので、大きな産業には育っていないのが現状です。

 

 

宇宙旅行

 

続いて、宇宙旅行です。ロマンがありますね。笑

 宇宙旅行はいくつか種類が実はあります。「地球は青くて、丸いんだ」というのがわかるところまで飛んでいけるようなジェット機に乗るもの、サブオービタルと言われる大気圏を抜けていくイメージの宇宙旅行やそして所謂宇宙まで飛んでいくもの、さらには宇宙ホテルなんてのもあります。笑

 

基本的には現実のビジネスと連動しているので、それが宇宙になっただけですね。つまり、観光という観点でビジネス競合はその他の旅行会社だったりしています。

 

ちなみに金額ですが、ジェット機の体験は国によって金額は違うらしいですが、100万程度で下記の画像のようなとこまでいけるそうな。

f:id:Yoshiaki-FigLeaves:20150213112114j:plain『To the Edge of Space~宇宙の入口への旅~

 

実施できる国はいくつかありますが、南アフリカ、ロシアが有名なところらしいです。

ちなみに、サブオービタルという、さらに深い宇宙に行くには、800万ー2000万程度との噂。月旅行は100億くらいとの事です。

 

この分野はまだ早いかとは思いながらも既に数千人の予約があるらしいので驚きですね。

 

人工衛星系のビジネス

 

衛星のビジネスは結構面白いんですが、これまた種類がたくさんあります。

基本的な本質は変わりませんが、地上のデータを収集し、そのデータを解析して現実のビジネスに活かすものと思ってもらえればと思います。

 

例えば、「地震解析ラボ」という組織があります。地震解析ラボはGPS衛星電波データ等の分析のよって、地震予測を行なっています。

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(出典)地震解析ラボ

 

また、非常に壮大なプロジェクトですが、宇宙ネットでは、現在世界人口30億人にしか届いてないインターネットを世界中に届けよう、という考え方で、ビジネスが行われて、現在はGoogleFacebookも参入しています。

 

現在の宇宙ビジネスの多くは宇宙よりも地上での物事の方が多いのです。これからはより宇宙間取引、Space - to - Spaceのビジネスが広がってくる可能性もあります。

 

 

惑星探査系のビジネス

 

続いて惑星探査です。

 

惑星探査のビジネスは主に資源開発や宇宙の謎を解明する物があります。これはものすごくロマンがある話ですよね。いわゆる、宇宙人の可能性も探れる産業だと思います。

 

さて、じゃあどうやって儲かるのかというと、惑星にはいくつか種類があって、S型・C型・M型といった惑星の種類があるのですが、この種類というのは要は「どんな物質で構成されているか?」です。例えばS型は、主にケイ酸系の物質で構成されています。

(ちなみにS型惑星は日本のはやぶさがサンプルリターンを成功して話題になっていたりします)

 

こういった惑星の探査データや

こういった惑星を探査するのは宇宙の起源を知る事や惑星の鉱物自体が役に立つとされているからです。より高性能なエンジンと人工知能の開発、ロボット技術の向上が行なわれれば、 資源探査と宇宙の謎は解明されるでしょう。

 

www.youtube.com

 

 

スピンオフビジネス

 

スピンオフとは「転用」という意味で、全く別の産業に宇宙技術を転用する事を言います。この分野はかなり身近に感じることのできる産業です。

 

例えば、低反発枕ですね。低反発枕は宇宙に飛び立つ重力を和らげる、その技術を地上の枕に転用した事から生まれています。

 

さらには、みなさんご存知の「氷結」です。氷結のデザインは「ダイヤカット缶」と言われていますが、このデザインも宇宙の転用です。宇宙ロケット開発では、「軽くする」という視点は重大名問題です。材料を軽くしつつ、強度を保つ。そこで生まれたのがダイヤカットの製法です。その考え方は缶も同じで、氷結が誕生しました。

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【参考】http://www.excite.co.jp/News/bit/00091191885841.html

 

その他

 

 最後はざっくりその他です。その他では、色々ありますが気になる物を取り上げました。笑

 

■ D-orbit:宇宙の掃除屋(デブリ掃除)

http://www.deorbitaldevices.com/site/

 

■ 銀河ステージ:宇宙葬儀屋

http://ginga-net.com/plan/space/

 

■ made in space: 宇宙3Dプリンター

http://www.madeinspace.us/

 

■ ボーイング: 宇宙タクシー

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0HB2Q820140916

 

とまぁ本当に多彩ですね。これらは、宇宙市場を拡大させる意味で大事なんですけど、

もっと本質的な問題もあります。

 

 

 

宇宙はソフトウェアも

 

宇宙ビジネスで大事なのはやっぱりコストになってきます。一発の人工衛星を打ち上げ用と思っても、数百万数千万のお金がかかってきます。普通の会社がちょこっとした宇宙開発を始めよう、と思っても実は簡単には行かないのが現状です。

 

これは打ち上げのコストの問題だけではありません。打ち上げのコストが調達できたとしても、それを創るソフトウェアエンジニアを育てなければなりません。先日、HAKUTOの袴田氏とお会いしましたが、「エンジニアが足りない、特に情報系のソフトウェアエンジニアがいないと、ロボットを制御するのは難しい」と。

 

また、堀江さんのPRもあって最近はかなり浸透している感がありますが、宇宙ロケット開発はそもそも儲けるのも大変で、運用コストもかかります。規制も多いので、やりづらい面も多く、問題は常に山積しているのが現状でしょう。

 

そもそものコストダウンもそうですが、人材の隆盛や資金の流れを創る事、ここが大事だったりします。官民の障壁を越えて本質的に変えていく、そんな会社が日本でも雨後の筍のように生まれるシステムを作るべきだと感じています。